ソルフェージュ教材を使って、メロディーに和音を付けたり伴奏形にする練習を積み重ねた後は
コードの勉強に入ります。
大体、小学校高学年から中学生の時期です。
ポピュラー音楽ではコードは不可欠ですし
コードを見て、メロディーに伴奏を付けたりアレンジできることは演奏の幅が広がります。
私が使っているコードの教材は、単にコードネームを覚えるだけではなく
和音や和声の仕組みや楽典の勉強も含んでいるので
クラッシックを演奏する上でも役に立ちます。
今、小6のTさんは
終止形の和音進行でのベースラインの取り方を勉強中。
中2のMさんは
借用和音(他の調から借りてくる和音)を勉強しています。
コードに慣れるには、コードネームが書いてある楽譜に接することが一番です。
Mさんは今、ディッシュの「沈丁花」を弾いていますが
弾いている音がコードネームではどのように表されているかを見ることで、とても勉強になります。
最近は、クラッシックのピアニストでも
既成の曲を自分なりにアレンジしたり即興演奏を披露するスタイルも増えています。
コードの勉強が
そういったことに興味を持つ入り口になれば、と思います。