私が使っている主なテクニック教材は
バーナムピアノテクニック、ハノン、チェルニーの3つ
その前に「ぴあのどりーむ3」に入って最初に使う教材として「テクニックの本」があります。
これは、両手がドレミファソの位置の中だけで
いい手の形、スラー、スタッカート、手首の使い方、
左右のバランス、強弱などの基本の要素が学べる画期的な教材。
読譜に煩わされることなく、手指の動かし方だけに集中できるので導入期のテクニック教材として、気に入って使っています。
そして、「バーナムピアノテクニック」
これは使っている先生がかなり多い教材
私は、導入書、1、2、3までを使用
それぞれに、動作や運動に関する題名が付いていてイメージしやすく習得したいテクニックのポイントが明確で、長さが短いのも魅力。
「ハノン」
昔から定番の教材
同じ音型の繰り返しなので
子どもにとっては、ちょっと単調な気分になりがちですが
タッチをしっかりさせる、音の粒を揃える、速い指の動き、リズムパターンの練習などができます。
最初は、「こどものハノン」が音域も2オクターブで使いやすいです。
「チェルニー」
上記の教材とは違い、一つ一つが曲になっていて
その中で必要なテクニックが学べます。
読譜力も必要なので、生徒さんによっては、他の曲集との併用が負担になる場合も。
総合的な演奏力はアップできるので、しっかり練習できる生徒さんには使っています。
テクニック教材は、それぞれの生徒さんの様子を見ながら
適切な時期に適切な教材を使うようにしています。