2月は、保護者の方との面談月とさせていただいています。
その時の話題の中心となることが多い、家での練習。
ピアノをスムーズに続けていくためには、家での練習は欠かせません。
今回は、そのことについてまとめてみました。
①導入段階(「ぴあのどりーむ1~3程度)
まずは、毎日の練習のリズムを作りましょう。
一日の生活の中でよい時間を見つけ
その時間になったらピアノの前に座る習慣をつけるようにするとよいです。
一日5分位から始め、「課題曲を○回弾こう」、など決めるとよいでしょう。
②初級段階(「ぴあのどりーむ」4~6程度)
一回の練習を15分~30分程度に延ばせるとよいです
この時期になると、ソルフェージュやテクニックの教材も増えますので
偏ることなく、課題をバランスよく練習するようにしましょう。
③中級段階(「ブルグミュラー」程度)
この頃になると、一週間の練習目標に沿って
その日の練習をどのように行ったらよいかを、自分で考えられるようになるとよいです。
一曲を通して弾くだけでなく、うまくいかない箇所などの部分練習が大事です。
また、曲をどのように表現するのか、ということも大切になってきます。
④それ以降
この時期になってくると、だんだんピアノ以外のことも増えてきます。
中学生になると、部活や塾などで、思うように練習時間が取れないことも多くなります。
一週間で、それまでのように進む練習はできないとしても
「この箇所だけは弾けるようになった」という積み重ねが
たとえ、時間はかかっても、一曲が弾けるようになる喜びにつながっていくはずです。
この時期をがんばって乗りきることで
大人になってもピアノに親しめる下地を作ってほしいと願っています。
以上、ざっくりですが、各時期ごとにまとめてみました。
もちろんこれは、あくまで一般論ですので
個々の状況は、それぞれに違いがあります。
一人一人の状態をよく見ながら
皆が、スムーズにレッスンを続けていけるよう、これからも見守っていきたいと思います。