音階を弾く練習は、さまざまなメイン教材やテクニック教材に含まれています。
音階練習はなぜ必要なのか?
音楽には、いろいろな調がありますが
それらは、その調の構成音を土台にできています。
自分の弾く曲が何調で、どういう音階からできているのかを理解して弾くことは大切です。
そして、音階をきれいにつぶを揃えて一定のテンポで弾く練習は
演奏力の向上にもつながります。
私が使っている「ぴあのどりーむ」も
新しい調が出てくると必ず音階と和音の練習があります。
そして、バーナムピアノテクニックにも音階の要素は必ず出てきます。
音階を系統的に学ぶにはハノンが有効です。
最初は2オクターブで弾ける「こどものハノン」が取り組みやすいです。
標準版ハノンは、4オクターブの練習になるのでちょっと大変ですが
テクニック的にも力がつきます。
どの練習も、音階の最後にカデンツ(和音)が付いていて
ハーモニー感も養えます。
私は、♯と♭の調号をそれぞれ6つまで練習したら
サイコロを使って、出た目の数の調合の音階を弾いてもらう
ということを、ちょっとゲーム感覚で行ったりしています♪
音階練習が機械的で面白味のないものにならないよう
練習の意味と効果を理解して行うことが大切だと思います。