ピアノを数年習っていると
たいていは音符は自然に読めるようになりますが
そこに至るまでの過程では
読むことに苦労するケースは少なくありません。
まずは線と間の理解
線と間の音符は順番に並んでいること
そして、そのどこの場所にあるのかがわかることが大事です。
「ぴあのどりーむ4」に入ると音域がだいぶ増えてくるので
この辺りから丁寧な指導が大切です。
以前にも書きましたが
目印の音
4オクターブの「ド」
そしてその間にある「ソ」は
反射的にわかるようにします。
次は、それを手がかりに
そこからいくつ上がっているのか下がっているのかを考えます。
それがスムーズにわかるためには
音の並びが頭に入っていることが必要です。
そこで
「ドレミファソ・ソファミレド レミファソラ・ラソファミレ ミファソラシ・シラソファミ~」
次は一つ飛ばしで
「ドミソ・ソミド レファラ・ラファレ ミソシ・シソミ~」
をスラスラ言えるトレーニングをします。
これは九九のように無条件に言えるとよいので
家でも練習してもらいます。
これを繰り返していると
離れた音でも速くわかるようになってきます。
テキストの曲を耳で覚えて弾いてしまうと
なかなか読む力がつかないことがあるので
いろいろな音符をたくさん読むトレーニングは有効です。
最近は、音符読みのためのアプリなどもあるので
読むことが苦手な生徒さんは
家でも行ってみることをお勧めします。