これから春にかけて
新しい生徒さんとの出会いが増える時期です♪
そこで、導入期のレッスンの流れについて書いてみます。
●最初のあいさつ
これからレッスンが始まる、という気持ちになるために
あいさつは大事です。
お互いに、目と目を見て
「よろしくお願いします!^^」で始めます。
①季節の歌
まずは、元気よく歌から♪
今は、「北風小僧の寒太郎」を歌っています。
3月からは春の歌に変えます。
②ドレミ唱
短いフレーズを音名で歌います。
最初は先生のまねから
だんだん自分で音が聴き取れるように導いていきます。
③リズム打ち
カスタネットを使って、ピアノに合わせて叩いたり、先生のまねをして叩いたりします。
リズム譜を見て叩く練習も行います。
④指の体操
ピアノを弾く時のいい手のかたちや指の動かし方の練習です。
手のお屋根(甲)がつぶれないように。指は丸く。
指のおデコ(指先)でトントン。
⑤宿題の課題曲
宿題になっている曲を弾きます。
音符をよく見て、ドレミで歌いながら弾きます。
先生との連弾で弾いたりもします。
上手にできたら、ごほうびシール^^
⑥音符読み
カードなどを使っての音符読みの練習。
プリントの宿題を出す時もあります。
音符読みは、初期の頃から、苦手にならないよう気をつけます。
⑦新しい課題曲
こんな曲だよ、と先生が弾いて導入。
音符を読み、少し弾く練習をして
あとは、「お家で弾いてみようね」の宿題にします。
●終わりのあいさつ
最後は、「ありがとうございました^^」のあいさつで終わります。
40分の中で、これらをバランスよく組み合わせ
一つ一つの要素があまり長くならないようにしながら
立ったり座ったりと変化をつけ
小さい子でも、40分間厭きずに集中できるよう工夫しています。
導入期は、まず、「ピアノが楽しい」という気持ちを持ってもらうことが大切。
そして、「歌う・リズム・読む・弾く」の力を
バランスよくつけていくことを心がけています。