子どもの気持ちは、周りの大人の声のかけ方で、上がったり下がったりします。
だからこそ、無意識に使っている言葉には気を付けたいものです。
私が定期的に読んでいるピアノ講師向けの配信サイトの中にあった内容を、いくつかシェアします。
●「宿題ちゃんとやってね」→「ここまで○回弾いてね」
「ちゃんと」とか「しっかり」という言葉はつい使いがちですが
子どもの心にはあまり響いていないことも多く
具体的な表現の方がわかりやすいです。
●「あの子よりずっと良いよ」→「がんばったね」
誰かと比べるのは禁物。
その子自身のがんばりを認めてあげましょう。
●「あなたにはまだ無理」→「できるかどうかやってみよう」
子どもの挑戦したいという気持ちは大切に。
やってみた結果無理だったとしても
始めから止められるよりは、本人も納得できます。
●「やればできるじゃない」→「できると思ってたよ」
「やればできるじゃない」は一見褒めているようで
今まではやっていなかった、というニュアンスが強いです。
●「失敗しないようにね」→「いつものようにね」
本番の前には、リラックスできる声かけをしましょう。
これらは、家庭内でも共通することですね。
私も、つい言ってしまっているな、という言葉もあり反省です。