このコロナ禍の中で、少しウツ気味な人が増えているとのこと。
ラジオで、精神科のお医者さんが、心を前向きにするための方法の一つとして
その日よかったことを何でも書き留めてみるとよい、と話していました。
朝起きたら空がとてもきれいだったとか、果物がおいしかったとか、○○さんに会えてよかったとか
どんな小さなことでもなんでも書き留めることで、脳がよいことを考える習慣になるそうです。
どうしても何もなかったら、今日一日無事に過ごせてよかった、でもよいとのこと。
このことは、ピアノ教室にも共通することだな、と思いました。
レッスンでは、どうしても「ここをもっとよくしたい」「あそこを直したい」
という部分に目が向きがちですが
その日、その子のよかった所を見つけてあげることは、とても大事だなと思いました。
そのように向き合っていると、どの生徒さんにも
毎回、必ずよかった点は、いくつかあるものです。
そこをちゃんと捉えて褒めてあげることで
子どもは、「次もがんばろう」という気持ちになれると思います。
そして何より私自身が、日々いろいろあっても
こうして、毎日レッスンで子どもたちに会えることは
とても幸せでありがたいことだなと改めて思いました。