私の教室では
「創作への芽」をレッスンのポイントの一つにしています。
①ソルフェージュ教材で、メロディーを歌ったり伴奏付けにも慣れてきた生徒さんには
第一段階として、私とリレー方式で2小節ずつのメロディーを作ってみることから始めます。
②次の段階は
冒頭の2小節のモチーフだけを提示して、続く8小節のメロディーを自分で作ってみます。
そして、それを楽譜に書いてみることも行います。
今、6人の生徒さんがこの段階に入りました。
③次の段階は
二部形式の曲(16小節)を作ってみます。
この段階では、決められたモチーフを使うのではなく
全て自分で考えます。
これから3人の生徒さんがそろそろこの段階に入る予定です。
ソルフェージュでは、これらと並行しながら
移調やメロディー変奏なども行います。
そして、このような創作は一朝一夕にできることではなく
導入段階からの地道な音感トレーニングがとても大切なことを実感しています。