「ぴあのどりーむ3」に入った頃から
「テクニックの本」という教材を併用します。
基本的な手の形、スラーやスタッカートの弾き方、手首や腕の使い方など
ピアノ演奏で必要なテクニックの基本を学ぶものです。
練習量がたくさん必要というものではなく
全てドレミファソのポジションの中で行えるので
小さい子でも取り組みやすく、気に入って使っています。
特に、スラーの最後の脱力の仕方を
オバケの手と説明しているのは秀逸です。
今、ここを学んでいる4人の生徒さんたちも、スラーが丁寧に弾けるようになり
音の出し方もきれいになってきました♪
この教材の後は
バーナムピアノテクニック、そしてハノンへと進んでいきます。
テクニック教材はそれ自体が目的なのではなく
練習したことを曲の中で生かせることが大事です。
例えば、曲の中で速い指の動きが必要な時
手首の柔らかさが必要な時
腕の重さが必要な時など
テクニック教材で学んだことをリンクさせて
生徒さんたちに意識付けできるように心がけています。