今年度も、このコロナ禍の中
何人かの小さな生徒さんたちに入会していただきました。
お子さんがピアノを習うようになって
最初のお母様の役割は
家での練習の習慣を作り、それを温かく見守っていただくことです。
そのご家庭の生活リズムの中でよい時間を選び
毎日5分ピアノの前に座ることから始めていただきたいと思います。
私が定期購読しているピアノ講師向けのメルマガの中に
なるほど、と思う記事がありましたのでシェアします。
「練習しなさい」と命令するのではなく
「今どんな曲を習っているのか、お母さんも知りたいな」
「○○ちゃんのピアノの音を聴きながら夕飯の準備をしたいな」
「お母さんちょっと疲れ気味だから、ピアノの音が聴きたいな」
など、声かけの仕方で、子どものやる気が出てきます。
最初は、たとえ5分でも
「もう終わり? もっとやらないの?」
という言葉はグッと飲み込んで、練習できたことを褒めてあげましょう。
まずは習慣を作ることから。
そして、子ども自身に弾けるようになる満足感が出てくると
自分からもっと弾きたいと思うようになり、自然に時間も増えていきます。
大切なことは
ダメ出しはせずに、子どもの気持ちが上がるような声かけを工夫すること。
もちろん、講師も
生徒の意欲をアップさせるレッスンを心がけなくてはなりません。
講師とご家庭の二人三脚によって
子どもは順調に力を伸ばすことができると思います。