春は、お子さんにピアノを習わせようかな、と考える方も多くなる季節です。
でも、ピアノのレッスンってどんなことをするんだろう、と思っていらっしゃる方もいることでしょう。
そこで今回は、導入期の1回のレッスンの流れについて、ご説明したいと思います。
①ご挨拶
コミュニケーションの始まりは挨拶から。
先生と目を合わせて、お互いに「よろしくお願いします!」
②季節の歌
音楽をする上で、歌うことはとても大切です。
まずは元気よく歌うことからレッスンが始まります。
③リズム打ち
カスタネットを使って、拍子に合わせて叩いたり
タンタンタン、タンウンタン、ターアンタン、など先生のまねをしたり、リズムカードを見て叩いたりします。
④指の体操
いい手の形や指の動かし方、指番号を覚えながら
先生のまねをして、蓋の上で動かしたり
「ドレド」「ドレミ」「ドミレ」 など実際に音を出して動かす練習をします。
⑤テキストの宿題の曲の確認
前の週に習った曲は、家での練習の宿題になっているので
それを弾いて、上手に弾けたらシールです。
⑥ドレミ唱(耳の訓練)
先生のまねをして、いろいろなフレーズをドレミで歌います。
これを毎回繰り返していくうちに、聞いた音が音名でわかるようになってきます。
⑥新しい曲の練習
新しい曲を歌ったり、音名で読んだりした後、弾いてみます。
そして、来週まで家でも弾いてみようね。
⑦プリントの宿題
音符を書く練習は、家での宿題になります。
⑧ご挨拶
最後は、先生と一緒に「ありがとうございました」のご挨拶
導入期は、歌う、聴く、読む、リズムの各要素をまんべんなく行うことで、音楽の基礎力をつけ、弾くことへとつなげていきます。
4、5才のお子さんは、集中力が途切れないように、一つ一つの要素があまり長くならないように気をつけます。
導入期で最も大切なのは、音楽が楽しい、ピアノが好きという気持ちを育てることだと思っています。