ショパンコンクールは、反田恭平さん2位、小林愛実さん4位という大健闘で幕を閉じました。
反田さんは、このコンクールにかける並々ならぬ情熱をきちんと結果というかたちで残し
そのマインドの強さには、ただただ感服です。
そしてその先には後進のためのアカデミーを設立し、音楽界に貢献したいという
大きなビジョンを持って進まれている姿には、一ピアニストを超えたスケールの大きさがあり
今後の動向に目が離せません。
小林さんは、その天性の感性と上官溢れる表現力
特に「24のプレリュード」の名演は忘れません。
今回のショパンコンクールは、7月の予備予選から配信でウォッチしてきて
画面越しではありましたが、ハラハラドキドキしながら、時には寝不足になりながらも
コンテスタントの方々の真摯な演奏に、たくさんの感動をいただきました。
そして、こんなに凝縮して、たくさんのショパンの曲を聴けたことは幸せでした。
それは、私自身の音楽、そして指導にもきっと生きることと思います。