今話題の、水谷豊監督の映画「太陽とボレロ」を見てきました◎
経営難で解散の危機に直面したアマチュアオーケストラの人間模様を描いた作品。
欲を言えば
登場人物たちのかかえるストーリーに、もう少し引き込まれるものがあるとよかったな・・・
などとちょっと感じました。
そして、最後は、解散コンサートではなく、なんとかオーケストラを再建してほしかった
と、勝手な思いを抱いてしまいました。
音楽や楽器を、人生の楽しみや生きがいにしているアマチュアの演奏家たちの
活動の場が失われてしまうことは、残念なことです。
水谷豊さんは、若い頃
生で聴いたラベルの「ボレロ」にいたく感動し
いつかオーケストラを題材にした作品を作ってみたい、とずっと温めていたそうです。
そんな思い入れもあったのか、映画の中で流れる作品の演奏レベルは高かったです。
ラストの「ボレロ」の演奏シーンは感動的でした。
水谷さん演じる指揮者のセリフ
「信じて下さい、音楽は、神様が与えてくれた、人々を幸せにする最高のマジックです」