現代のジャズ界を牽引する一人
ピアニストのブラッド・メルドーが3年ぶりに来日。
今まで、サックスとのデュオ、ベースとドラムとのトリオは聴いたことがありましたが
今回は、オーケストラ(東京交響楽団)との競演。会場は東京オペラシティコンサートホール。2列目という近さで聴きました。
一部は、バッハからインスピレーションを受けたと思われるポリフォニー音楽。
数分のオーケストラ演奏に続き、その流れを受け継いだピアノソロ、というスタイルで数曲。
二部は、3つの部分から成るピアノコンチェルト。
曲名や解説等のパンフレットはなく、全て自作のため
詳しいことはわかりません。
曲は、どれもジャズの枠は超えた現代音楽のような雰囲気。
もちろん、いわゆるジャズのかたちの演奏はできるはずですが
あえてそれは行わず、自分の目指したい音楽を披露。
メルドーの音楽は、音やハーモニーが一定の方向を持たずに
常に宇宙空間を漂っている感じで
でも、そこに自然の法則は必ず存在する、というような。
(んー、言葉で伝えるのは難しい)
ジャズピアニストというより
もはや哲学者のような感じでした。
この先もどのような方向性を見せてくれるのか
興味があります。

