生徒さんたちは、概ねちゃんと練習してきてくれますが
時々アレッ?ということもあります。
理由を聞くと
「時間がなかった」という答えが多いです。
そんな時、私は
「時間は作るもの」という話をします。
練習は毎日のリズムが大切ですが
いろいろなことがあって、いつものように時間が取れない時もあると思います。
そんな日は、気になる箇所を5分でも弾くのと弾かないのとでは違うよ
と話しています。
そして練習は、今日はどこを(何を)できるようにしたいのかという
その日の目標を持って行うことが大事です。
1回の目標は小さくてよいのです。
それを日々積み重ねることで着実に進歩していきます。
あまりよくない練習の仕方は
漫然と、一曲を最初から最後まで何回か弾いて
どこがよくなったかわからないまま練習を終わりにしてしまうやり方です。
それでは達成感も味わえず、次の練習への意欲にもつながりません。
今の子どもたちは忙しい子が多いので
同じ時間を使うのであれば
できるだけ効率のよい練習をしたいですね。
もうすぐ学校も夏休みになるので
練習の仕方を見直すチャンスにできるとよいと思います。
