NHKラジオの「夜明けのオペラ」
25日のゲストは、コレペティトールのピアニスト岩渕慶子さん
オペラの稽古で、ピアノ伴奏が必要なことはもちろん知っていましたが
コレペティトールのことは、今日の話を聞くまで詳しくは知りませんでした。
コレペティとは、単なる伴奏ではなく
オペラの練習時において
歌手に、音楽面の表現全般に関するコーチを行う仕事です。
オーケストラ部分の楽器がどのように演奏しているか
また、他の歌手のパートを伴奏しながら歌ったりと
その内容は多岐に渡ります。
オペラのスコア全体を深く理解し
それをピアノや歌で表現できる高い音楽力と語学力が要求されます。
岩渕さんは、ミラノのベルディ音楽院でコレペティを学び
その後、ドイツのドレスデン歌劇場で数々の実践経験を積み
現在は、日本で活動されています。
ピアニストとしての一つの道として
なかなか興味深い仕事だなぁと思いました