小学生のT君
発表会で少し弾き間違えてしまったことが
本人は結構悔しかったようで
その後、レッスンに来る度に
「発表会の後、家でいつも弾いてるけど、全然間違えないんだよ。
どうして、発表会の時は間違えちゃったんだろう。」
と
私「家ではリラックスして弾けるけど、発表会はいつもと違う気持ちになるからね。。
でも、T君が言うほど、間違ったことはそんなに気にならなかったよ。」
T君、100%は納得がいかない表情。
前回の発表会まではまだ小さかったので
おそらく、そんなに緊張することもなかったのだと思いますが
年齢が上がって、緊張を覚えるようになったのでしょう。
そして今まで、T君は間違えたりすることをそんなに気にしないタイプだと思っていましたが
そうでもない面を見たことも、私にはちょっと驚きでした。
でも、それもこれも成長の証なのだと思います。
そして、今回ちょっと悔しかった思いは
きっと次への練習のバネになると思うし
本番で緊張しても、できるだけ普段に近い力が出せるにはどうしたらよいかも
学んでいってくれればよいのだと思っています