私が定期的に読んでいるピアノ講師向けのサイトの中で
そうだなと納得した言葉がありました。
「子供のできない所をずっとつつかない」
指導する上で、その子の得意な部分、もっと力をつけたい部分を見つけることは大事です。
そして力をつけたい部分に時間を割くことは必要ですが
あまりそこだけに固執していると
、子供の気持ちが萎縮し、自信を失うことになりかねないこと。
指導者は、よくしたいという思いのあまりに、そのことに気づかないことがありがちです。
私も、これまでの指導の中で思い当たるところがありました。
同じ言葉を発しても、子供の性格によって受け止め方はさまざまです。
その子の様子をよく見ながら
これ以上は、今はしんどいのかなと感じたら、別の角度からアプローチしたり
思いきって、いったんそのことは保留する判断も大切です。
子供の心の動きを見ながらどのように加減するかは
指導経験を積んでこそわかる部分が多いです。
私も若い頃はたくさんの失敗をしました。
そして今でも日々反省しつつ、でも年の功で、だいぶ見えるようになってきたかな、と。(笑)
「子供のだめな部分をつつきすぎない」
これは子育てにも当てはまることですね。