導入期から進んで初級段階になると
メイン教材に加えて、テクニック教材、ソルフェージュ教材などが増えていきます。
これらをバランスよく練習することが大切です。
時々、自分の好きな曲は弾くけど、テクニックはなかなか練習しない、という生徒さんがいますが
これはあまりよくないですね。
そんな時、キッチンタイマーを利用するのも一つの方法です。
例えば、1回の練習を30分として
テクニックに5~10分、メイン曲が15分、レパートリー5分などと割り振って
タイマーをかけて時間管理します。
そうすると、時間切れで、いつも同じ曲だけしか弾かないということが防げます。
また部分練習が必要な個所もタイマーを使って
この4小節を3分練習してみる
などの使い方もできるでしょう。
ピアノの練習は、ただ漫然と行うのではなく
「今日はここまでできるようにしよう」というその日の目標を持って行うことが大事です。
そのためには、段取り力や集中力が必要です。
そして、その力はピアノだけでなく、勉強やその他のいろいろなことに必要な力となるでしょう。