2005年のショパンコンクールで4位を受賞した関本昌平さん。
今は、演奏活動をしながら後進の指導に力を入れていらっしゃいます。
ご自身が子供の頃
テレビのピアノ番組で聴いたショパンやベートーベンの名曲がどうしても弾きたくて
その当時、とても弾けるレベルの曲ではなかったけれど
親に楽譜を買ってもらい、独学でトライしたとのこと。
もちろん、人に聴いてもらうような完成度のものにはならなかったけれど
自分としては大満足で
それが、その後ピアノを続ける大きなモチベーションになったそうです。
私も思い出してみると
小学生の頃見た映画「サウンド・オブ・ミュージック」に魅せられ
楽譜を買ってきて、夢中になって弾いていました。^^
その後も、流行っている曲などを
耳コピで伴奏をつけて弾いたりするのが
レッスンとは別の楽しみでした。
もちろん、レッスンでの教材や課題は
ピアノの力をつけていくために、おろそかにしてはいけませんが
その他に、自分の興味を持った曲を聴いたり弾いたりすることは
よいことだと思っています。
自分の好きな曲は、弾けるようになりたいという思いが強いので
自然に読譜力がついたり耳の力がつくことにもつながります。しっかり
基本の練習は怠らないようにしながら
自分の興味の幅を広げることは
生徒さんにもOKと思っています。