今回は、初中級(「わたしはピアニスト2」「ブルグミュラー25の練習曲」)です。
このレベルになったら
1回30分位は練習できるとよいです。
①テクニック教材
バーナムと並行してハノンも加わります。
初級と同様にテクニック教材は、やはり最初に行うようにしましょう。
②一週間の練習を組み立てる
曲も長くなってきていろいろな要素が増えてくるので
一週間にどこまで弾けるようにしたいかを考え
その日の練習の目標を決めましょう。
今日はどこまで片手ずつ
次はどこまで両手
など。
そして、部分練習もさらに大切になります。
③曲の表情を考える
楽譜には、強弱に加え、いろいろな表情を表す用語も出てきます。
どこはどんな表情や音色で弾いたらよいか
一曲を弾くのに考えることがたくさん出てきます。
練習には、いっそう集中力が必要になります。
この時期になったら
練習は、お子さんが自分で考えてできるようにしたいです。
保護者の方は、あまり過干渉になりすぎないように
かといって、お子さんの練習に無関心なのもよくありません。
ここ、という時によい声かけができることが理想です。
それはピアノの練習に限らず、子育て全体に言えることですね。
また、いろいろな曲を聴いたり(時には生のコンサートに行ったり)
音楽以外にもさまざまな経験をすることが
感性や表現力を養うことにつながります。
3回に渡って家での練習の仕方について書いてみました。
教室によって、考え方ややり方の違いはあると思いますが
参考にしていただければと思います。