発表会のソロ曲は
基本的に暗譜(楽譜を見ない)で弾いてもらいます。
初級のうちは殆ど
何回も弾いている間に自然に覚えてしまいますが
中級以降になると暗譜に苦労するケースも出てきます。
人間の耳は自然に高温を捉えやすくできていることと
右手はメロディーを弾くことが多いこともあり覚えやすいですが
左手は右手につられて、なんとなく弾いてしまっていることが結構あります。
そのために、いざ暗譜で弾くと
左手の音がわからなくなってしまうケースが多いです。
それを防ぐためには
両手で弾けるようになってからも左手だけを弾く練習をする
さらに、左手だけを暗譜で弾く
などを行うと
だいぶ暗譜が確実になります。
せっかく上手に弾けるようになった曲が
本番で、暗譜が不安なために気もそぞろな演奏になってしまうのは残念ですので
今から、上記のような練習をしてみるとよいでしょう。
2月2日 イメージの解像度を上げる
ピアノは、同じ曲でも弾く人によって音が違う
同じ人でも、その時の心の状態によって音が変わる
だからこそ、どんな風に弾きたいかが大切です。
そのために大切なことは
頭の中に音のイメージをしっかり持つこと。
明るい、暗い? 楽しい、悲しい?
どんな情景? 色、温度、匂い
ぼんやりしていたきイメージの解像度を上げると
どんな音で弾きたいかがはっきりしてきます。