西洋音楽史は、音大時代に一通りは勉強したけれど
今更ながらですが、自分の中にまだ不十分なものを感じ
もう一度学び直してみたいという思いになり
この分野ではベストセラーになっている「クラッシックの黄昏れ」という本を購入。
音楽史を世界史の流れから考察していて
なかなか興味深いです。
神の秩序を重んじた中世期の音楽から
人間の自由な感情を発露するルネッサンス期となり
バロックに入ると、音楽は、ポリフォニーから和声の時代へとなっていく。
音楽の父と呼ばれるバッハは、対位法を極めた偉大な作曲家であることにはまちがいないが
当時は、バロック期の本流という位置にはいなかったこと
むしろ、クラッシックの原点はドイツではなく
フランス、イタリアであったことなど
そうなのかと知ることもあり、勉強になっています。
これから、モーツァルトなどの古典派時代に入りますが
また、どんな展開の話になるのか楽しみです♪