子どもたちに「表情豊かに弾いてね」と言っても
よくわからないことが多いです。
まずはイメージを持つことが大事です。
テキストの曲には題名がついていることが多いので
それは、どんな風景?どんな場面?
昼間?夜?
季節はいつ?暖かい?寒い?
何か聞こえてくる音や匂いはある?
視覚だけでなく、聴覚、嗅覚、触覚など五感で想像してみましょう。
そして次に大切なのは気持ち。
楽しい、悲しい、寂しい、不安、怒りなど
さまざまな感情を想像してみましょう。
そうすると、pやfなどの強弱も、いつも同じではないことがわかります。
子どもたちからイメージを引き出すためには
いろいろ質問したり話をしたりします。
音楽は、音やリズムが間違えなく弾ければよいというのではなく(もちろん、まずはそれが大事ですが)
表情を考えて弾くこと
年齢に合わせて、小さい子にもわかるように
そのことを伝えていきたいです。