教室も夏休みに入り、私も少しのんびり過ごしています。
読書の2冊め、本屋大賞2位の
「ラブカは静かに弓を持つ」を読み終えました。
音楽著作権連盟に勤める橘
子供の頃習っていたチェロの経験を買われ
大手音楽教室に生徒として潜入し
レッスンで使用される教材の調査の任務を命じられる。
通い続けるうちに、次第に音楽の魅力にのめり込むようになり
講師や教室の仲間たちとの人間関係もできてきて
スパイとして生徒でいることへのうしろめたさを感じるようになる。
そして・・・
ラブカは深海魚の名前で
心に暗い闇を抱える主人公の象徴になっている。
どういう話の展開になるのか興味深々で読み進めましたが
最後は温かい気持ちになれたよい結末でした。
途中、裁判でのある講師のセリフ
「音楽教室の講師と生徒は、信頼と絆で結びついている」
心に残りました。